【Premiere Pro】音量調整 統一方法解説

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プレミア プロ 簡単な音量の調整・統一方法 4種類解説します 

premiere pro には、幾つか音量調整の仕方があります。今回は音量調整の仕方を解説いたします。

この記事では premiere proで、音を大きくする、小さくする といった音量の調節について解説します。

記事構成

音量の目安
簡単に音量を調節する
バランスをとって音量を統一

簡単に音量調節をする エッセンシャルサウンド オーディオクリップミキサー エフェクトコントロール

エッセンシャルサウンド

私が一番使うやり方です。
まずタイムライン上の調節したいBGMを選択します。
エッセンシャルサウンド をクリック
ミュージックを選択
クリップボリューム でボリュームを調整できます。

下にドラッグすると、波形が大きくなります。後は、ゲインの調整で、数値を入力で完了です。
ボリュームの調節方法が色々あるので、やりやすい方法で実践してみてください。

オーディオクリップミキサー

オーディオクリップミキサーを選択。

A1 A2 A3、それぞれ音声トラックに対応しています。

トラックは以下の赤い枠の部分
それぞれA1 A2 A3、それぞれ音声トラックに対応しています。

スライダーを上下させることで、音量を調節させることができます。

エフェクトコントロール

エフェクトコントロール>レベル
レベルの値か赤枠で囲ったスライダーをスライドさせることで音量を調節することができます。

クリップの中にある線を上下させることでも音量を調節できます。

バランスをとって音量を統一

音にばらつきがあって、全体的に音量を上げると聴きにくい!そんな時の調整方法を解説します。

オーディオゲイン

まず音量を調整したいクリップを選択してショートカットキーの「G」を押してください。

すると下の写真のようなタブ(オーディオゲイン)が開きます。これで設定をしていきます。出ない場合は、右クリックをしてオーディオゲインのタブを出します。

最大ピークをノーマライズにチェックを入れてOKを押します。
この設定はクリップの最大の音量を基準に調整されます。
個人的には一番バランスが取れる設定だと思っています。

すると以下↓のように、全体的に音量がアップします。

ちなみに、数値を -1dBにすると ピークが-1dBに上がります。

ダイナミック

ダイナミックの設定は、大きい音と小さい音の差を圧縮して少なくする。
どんな時に使うかというと、小さい音を大きくするためにボリュームを上げたいが、ボリュームを上げると大きい音がうるさくなってしまう場合です。

例えば

 女性の声は大きくて聞きやすいが、男性の声は小さくて聞き取りにくい
 男性の声に合わせて全体的にボリュームを上げてしまうと、女性の声が大きくなりすぎてしまって逆にうるさくなる。

ダイナミック>エフェクトコントロール>ダイナミック>編集

すると、下のようなパネルが出ます>
コンプレッサとリミッターにチェックを入れます。

リミッターについて
この設定によって音割れが防げます。
例えば しきい値を-1.5dBにすると -1.5dBを超えた音を-1.5dBにセーブしてくれます。

コンプレッサについて
コンプレッサによって大きい音と小さい音の差を圧縮して少なくしてくれます。
個人的に便利な設定は、補正
値を調整することで、制限が掛けられた状態で、小音が上がります。

マルチバンド・コンプレッサー

ダイナミック>エフェクトコントロール>マルチバンド・コンプレッサー>編集
プリセットをポップマスターにします。
これで、音量の最大値、最小値を自動で調節できます。
この設定は非常に便利です。

Premiere Proで音量調節する方法のまとめ

音量調整の方法

・オーディオクリップミキサー
・エフェクトコントロール
 ・オーディオゲイン
・ダイナミック
・マルチバンド・コンプレッサー

部分的に際立たせたい場合や、声が聞き取りにくい時にやってみると便利です。

▼BGMの長さを調節する方法もあります

プレミアプロ BGM 繰り返し・時間調整 の方法