【Premiere pro】の基本的な使い方 基本機能を解説

Adobe
この記事ではAdobe Premiere Pro CCの使い方を解説します。

プレミアプロは動画編集のプロツールなので、慣れるまではかなり大変です。。ですが、一度慣れると便利すぎて他のツールは使えなくなります。

体験版なら無料で使い始められます。まずは無料で体験版 を使って使えそうならば契約するのがいいと思います。

Premiere Pro 編集前の準備

プロジェクトファイルの作り方

プレミアで動画編集を始めるには、プロジェクトファイルを作る必要があります。新規ファイルのようなものです。

新規プロジェクトの作成

  1. 「新規プロジェクト」ボタンをクリック
  2. プロジェクト名を設定
  3. 保存先を設定
保存先の設定の仕方
  1. 参照をクリック
  2. 保存したいファイルを選び選択

これで新規プロジェクトが作成されました!

Premiere Proの画面構成と編集画面の使い方

 premiere proの編集画面を解説します。
 premiere proの編集画面を「ワークスペース」といいます。
この項目では、「ワークスペース」の各部の名前や使い方を簡単に紹介します。

  1. メニューバー
  2. プログラムパネル
  3. ワークスペースパネル
  4. プロジェクトパネル
  5. ツールパネル
  6. タイムラインパネル
  7. オーディオメーターパネル

❶メニューバー

 premiere proを操作するためのメニューです。
それぞれのメニューの中にサブメニューが含まれています。
個人的によく使うのは「ウインドウ」のメニューです。

使いたいパネル(操作画面)が出ていない場合、このウインドウから各種パネルを呼び出すことができます。

❷「プログラムモニター」パネル

❻「タイムライン」に配置されたクリップを表示したり再生したりするパネルです。
クリップ上の再生ヘッドの部分が映像として表示されます。

エフェクトやカラー補正が反映されて表示されます。

❸ワークスペースパネル

エフェクトコントロール や オーディオクリップミキサーなどの作業のパネルが表示される場所です。
今回の画像はエフェクトコントロールのパネルが表示されています。タブの部分でパネルを切り替えることができます。

❹プロジェクトパネル

プロジェクトは編集をする動画データや画像データ、シーケンス、テロップのデータなどが収納されている場所です。

この中から必要な動画や音声をタイムラインにドラック&ドロップをして編集を行います。

❺ツールパネル

カット編集で使用するツールが集まったパネルです。テロップや図形を入れるツールなどが格納されています。

❻「タイムライン」パネル

動画やBGMなどのクリップを時系列で並べる場所です。

動画編集でもっともよく使う場所とも言えます。

タイムラインに並べられたクリップをまとめてシーケンスと言います。

❼オーディオメーターパネル

再生されている音量のレベルを確認する場所です。

BGMや声などを調整するとき参照します。

素材(動画・画像・BGM)の取り込み

動画編集に使う素材をプレミアに読み込む方法について解説します。

代表的な2種類の読み込み方法を紹介します。

読み込み方法
  • ドラッグ&ドロップ
  • ファイルから読み込み

まずドラッグ&ドロップについて
一番手軽な方法です。

ファイルから読み込みの方法

プロジェクト右クリック読み込みを選択
編集したい動画・画像・音声ファイルを選択して読み込み。

沢山の画像や動画を読み込んで作業する場合は、
「ビン」を作成すると便利です。
プレミアにおける「ビン」とはフォルダのようなモノです。
この「ビン」の中に素材を読み込むことが可能です。

動画のカット編集の仕方

素材をタイムラインに配置

素材を読みが完了したら、タイムラインに動画素材をドラッグします。

カットの仕方 動画の繋ぎ方

タイムラインに素材を配置できたら、カット編集です。
不要な部分をカットしたり繋げたりしてみます。

カットで使うツール
カットはツールパネルにあるレーザーツールを使います。

レーザーツールでクリップをクリックするとカットできます。

不要なクリップを選択してバックスペースキーで削除できます。
あとはクリップをドラッグして隙間を無くします。

他にも色々カット編集するやり方を解説しています▼

【Premiere pro】 動画の効率的なカット編集 の方法

クリップをショートカットで簡単に移動させる方法があります▼

【Premiere pro】クリップを移動させるショートカット紹介

エフェクトのかけ方

エフェクトには大きく分けて2種類あります。

エフェクトの種類
  • 動画クリップに適用するビデオエフェクト
  • 2つの動画クリップの繋ぎに適用させるビデオトランジション

またエフェクトには細かい設定など必要なエフェクトが、たくさんあります。しかし今回は細かい設定が必要のないエフェクトを紹介します。

ビデオエフェクト

動画クリップに適用させるエフェクトの使い方を説明していきます。

エフェクトウィンドウに格納されているビン(フォルダ)の中に【ビデオエフェクト】があるので開きます。

そうするとたくさんの種類のエフェクトが格納されています。

フェードイン・フェードアウトなどもエフェクトで設定することができます。
以下の記事で解説しています。▼

Premiere Proフェードアウト・フェードインする方法

エフェクトを使ってトリミング/カットをする ことも可能です。▼

【Premiere Pro】動画をトリミング/カットする方法

ビデオトランジション

動画と動画のつなぎ目に適用する、ビデオトランジションについて解説します。
動画のつなぎ目にエフェクトを適用させることができます。

自然なシーン転換などが可能です。

ビデオトランジションの手順
  • エフェクト>ビデオトランジション>ディゾルブ>ディゾルブ(他の項目でもOK)
  • クリップのつなぎ目(カットした部分)にドラッグ&ドロップ

Premiere Proでのテロップの入れ方

次に動画に文字を入れる方法を紹介します。

一般的にはテロップと呼ばれています。

基本的なテロップの入れ方

入れ方としては

ツールパネルにある文字ツール使います。

プログラムモニタ上をクリックすると、その部分に直接文字を入力することができます。

テロップとして入れたい文字を入力します。

これで完了です。

詳しいテロップの入れ方については以下の記事で解説しています。▼

【premiere pro】 テロップの入れ方 エッセンシャルグラフィックスを使用

テロップを動かす エフェクトのかけ方

単純にテロップを入れても味気が無いので動かしたいですよね。
動かすにはエフェクトを適用させることで自由に動かしたり、大きさを変えたりすることができます。
詳しく別記事で解説しています。 

【Premiere Pro CC】テロップの動かす2つの方法

明るさの調整の仕方

映像が暗いので明るくしたい!
premiere proを使って簡単に明さを調整することができます。

また色味なども変えることも可能です。

明るさ調整のエフェクト
エフェクトの検索窓に「輝度&コントラスト」と入力します。


「輝度&コントラスト」を明るさを調整したいクリップに適用すると明さを調整可能です。

「輝度&コントラスト」を適用したいクリップにドラッグ&ドロップをします。

適用させると、エフェクトコントロールに「輝度&コントラスト」の項目が追加されます
この項目で明るさを調整することができます。

2種類の明るさを調節する方法を以下の記事で解説しています。

【Premiere Pro CC】 明さを調整する2つの方法

動画に音声やBGMを入れる

動画に音声やBGMを入れます。
動画に音声が入っていれば動画を読み込むとセットで音声が読み込まれます。

音楽ファイル単体(mp3、wav)をプロジェクトに読み込みます。方法は動画の読み込みと同じです。

音量の調節方法

雑音を消去する

BGMなどの音楽ファイルならば問題ありませんが、インタビュー動画や録画してきた動画に雑音やノイズが入っていることが多々あります。

プレミアには雑音を除去できる便利な機能が用意されています。

【Adobe Premiere Pro】ノイズ 雑音を除去する2つの方法を解説

Adobe Audition ノイズを除去する方法 ノイズリダクション

動画の編集後 最後の仕上げ 書き出しの方法

作業が完了したら動画の書き出しです。

他のメディアで動画を再生するには書き出しする必要があります。

書き出しの手順
シーケンスを選択>ファイル>書き出し>メディア

⌘+M でも書き出し設定のウインドウに移れます。

すると次のような下のような書き出し設定のウインドウが出てきます。
ここで「書き出し」をクリックすると書き出しが開始されます。

細かい書き出しの設定方法などは、記事で紹介しています。参考にしてみてください。

【Premiere Pro CC】動画の書き出し設定 解説

youtube用に書き出したい場合は以下の記事

プレミアプロ Youtube 書き出し方法

gifにも書き出し可能です。

premiere pro gif 書き出し方法

まとめ

かなり長くなりましたが、これで一通りの編集が出来ると思います。

ですが、まだまだ たくさんの機能が premiere proにはあります。

私も日々勉強中です。便利な機能が使えるようになったらまた記事にします。また記事をみにきてください。