インデザインで宛名作成 データ結合

Adobe

InDesign のデータ結合を使って宛名作成

せっかくインデザインがあるなら、インデザインを使って宛名作成をすると便利です。
レイアウトもインデザインの機能で思いのままです。頭に来る宛名ソフトなんか使う気がうせます!
また方法を使うと、データの差込など様々に応用できるので便利です。

InDesign 宛名作成 実践

今回は

住所を入力したエクセルデータを流し込んで、

宛名入りのハガキを作成します!

エクセルデータ作成

まずは、エクセルデータで住所録を作ります。

住所録のようなデータはいつも作っていると思います。
ここで重要なことは・・

列 の頭にアルファベットで名前をつけることです

わかりやすいように、住所ならば ad   などとつけておきましょう。インデザインでは、この、 ad  というように列の頭の名前でデータが呼び出されます。

CSVに変換

データが完成したら、CSV形式で保存をしてください。

このときに

CSV UTF-8で保存をすると、読み込んだ時にエラーになります!

この点を注意してください!

フォーマット作成

ここからは、インデザインで作業です。

任意の、サイズを設定します。ハガキの場合は、このような設定にしてください。

先ほど作ったCSVデータを読み込みます

データ結合>データソースを選択>作成したCSVデータを選択

読み込まれました!↑

エクセルデータの列の頭の名前が反映されていたらOKです。

フォーマット作成

データが読み込めたら、フォーマットを作成しましょう。

今回は縦書きでいきます。

文字入力をするときに、データ結合のパネルからad2  を選択します。すると、以下のようにad2が入力されます。

プレビューを押してみてください。

住所が入力されています!
あとは、同じ手順でデータを入れていきます。
必要データを入力することができたら、文字の大きさを設定してください。

文字の設定は、通常通りです。

様の部分は<< >>の外に入力しましょう。

結合ドキュメント作成

データを入力して、フォーマットも作成も完了した後は結合ドキュメントの作成です。
赤の印の部分をクリックすると結合ドキュメントの設定ができます。

全てのレコード>複数レコード>OK
これで宛名データが別ファイルとして作成されます。

このように、一ページごとにデータが作成されています。もしオーバーテキストがある場合は、フォーマットのテキストボックスを大きくしてください。お疲れ様でした!

応用編

1ページごとにデータの作成法の他に、同一ページにデータを生成することもできます。
宛名ラベルを作るときなどに便利です。

結合ドキュメントの作成の設定で 同一ページにデータを作ることができます。

すべてのレコード>複数レコード>OK

で作ることができます。

まとめ

  • Excelでデータ作成
  • CSVで保存(CSV UTF-8はダメ)
  • インデザイン データ結合でCSVデータを読み込み
  • フォーマット作成
  • 結合ドキュメントの作成